鉄イオンドープ酸化チタン
主成分として鉄イオンドープ酸化チタンを採用しています。
一般的な製品はほぼ太陽光下でしか効果を発揮しませんが、
AVANCOATは蛍光灯など微弱な室内光(可視光線領域570nmまで)でも強い分解力を発揮することが可能です。
照度での反応領域(比較)について
JIS Z9110:2010 照明基準総則より抜粋
NEDO*の成果報告
*独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
1.研究開発事業 1-1.研究開発状況 (1) 光触媒共通サイエンスの構築 (国立大学法人東京大学,独立行政法人産業技術総合研究所,財団法人神奈川科学アカデミー) (1)-1 高感度化光触媒の設計指針の確立(国立大学法人東京大学・橋本教授、野坂研究員、大谷研究員、入江研究員)
前年度までの本プロジェクトで見出した高活性な可視光応答光触媒である助触媒担持酸化チタンの更なる活性の向上
(光吸収量の向上)を目指して検討した結果、
鉄をドープした酸化チタンに鉄イオン助触媒を担持することによって、
銅担持酸化タングステンの1.5倍の活性を示す材料を開発することができた。
既に前年度までに銅担持酸化タングステンにおいては窒素ドープ型酸化チタンの10倍の可視光活性を達成して
いるが、本年度開発した鉄ドープ鉄担持酸化チタンは更に飛躍的な活性の向上を示した。